こんな事業です

小田切エルダーフラワープロジェクト代表である私が、2015年12月に長野市の「地域おこし協力隊」として長野市小田切地区に着任した頃、地元の方々に「ここは何もない、学校も、農協も、商店も何にも無くなった。人もどんどん減ってな。」とよく言われました。しかし、都会から来た私には宝の里に見えたのです。その宝とは、物的財産である「豊かな自然」と人的財産である「分かち合いの心を持った人々」でした。古来日本人が持っていたであろう「自然と調和する心」「人と調和する心」が今なお息づくこの素敵な地を大切にしたい。そして、この財産を継承し、人が住みたくなるような新しい価値を持った中山間地域が作れないかと考えました。そこで、自然と調和する財産を創るため、日本ではまだほとんど認知されていなかった「エルダーフラワー」に着目し、6年前から、地域の有志とともに日本のどこにもない「エルダーフラワーの里づくり」を始めました。
私たち「特定非営利活動法人小田切エルダーフラワープロジェクト」は、この「エルダーフラワー」を活用して長野県の新たな特産品を作り、地域を活性化するとともに、「新しい意識」と「小田切の心の財産(分かち合いの心)」を統合し、笑顔あふれる風通しの良い新時代の地域社会を創ることが目標です。
*特定非営利活動法人小田切エルダーフラワープロジェクト(2021年2月1日設立)
〇「エルダーフラワー」でここだけの特産品づくりヨーロッパでは「万能の薬」と言われ、風邪やインフルエンザに効くと言われる低木のハーブです。花や実を利用しますが、日本ではほとんど栽培されておらず、エルダーフラワー関連商品はほぼ外国産です。2016年から長野市小田切地区で、長野県の特産品づくりのため地域の有志と共に「エルダーフラワー」を育ててきました。今、化粧品業界、食品業界、酒造業界等から小田切産エルダーフラワーが注目されています。
〇「新しい意識」で作る風通しの良い集落づくり現在社会が抱える「高齢者問題」「過疎問題」「子育て問題」「心の問題」等々は、意識、視点を変えることで問題解決の糸口がみつかります。その意識を変えるにはどうすれば良いかをお伝えし、調和を基調とした住みやすい集落づくりを実践して行きます。
これを実現します
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エルダーフラワーだけが持つ様々な特性は、持続可能な農産物として中山間地域に適した新しい有効な植物であると考えています。
新たな特産品「エルダーフラワー」の魅力を伝え、栽培本数を増やし、地域経済を活性化するとともに、小田切地区に残る財産「分かち合いの心」を継承し、若者の力と統合、発展させることで、日本のどこにもない「エルダーフラワーの里」を創り、この振興モデルを長野県に広めて行きます。
具体的な取り組み内容は?

1.エルダーフラワー普及活動(5月~)
エルダーフラワーの魅力を各業界に伝え、ワクワクする、楽しい、携わってみたい、そんな思いを持っていただける方を募り、ノウハウ等を伝えます。
2.エルダーフラワー実習(6月~)
エルダーフラワーの栽培~商品開発等に携わっていただき、持続可能な地域の担い手育成を支援します。
主な対象者:現在社会で生きにくさを抱えている若者達
3.新しい意識・視点講座(5月~)
どうすれば明るく、楽しく、今を楽しめる生き方ができるのか等々、意識や視点を変えれば解決の糸口が見つかります。調和の取れた丸い社会を作るための必須講座。
団体からのメッセージ

2016年、長野市小田切地区の有志とともに始めたエルダーフラワープロジェクト。その可憐で美しい花が咲き乱れ、その花に心と身体が癒され、エルダーフラワーに携わる人の笑顔が増えています。首都圏、関西圏では長野市小田切産のエルダーフラワーが高く評価される一方、長野県内ではほとんど認知されていません。一般化していない今こそが新しい特産物を育てる良い機会だと考えています。
応援よろしくお願いします

中間地振興、長野県の新しい特産品づくりのため、エルダーフラワーの試験栽培、普及活動を始め5年。日本では入手困難なエルダーフラワーの生花を求め、今では様々な業界から注文が入るようになりました。今では供給が追いつかない状態です。今後もエルダーフラワー固有の特性、利点を知っていただきエルダーフラワーの普及及び生産を促進したいと考えています。ここまで、自己資金を投入し、有志の皆様からの物的支援等を基に活動してきましたが、限界に達しています。この活動に賛同いただけましたら、ご支援いただければ幸いです。
なお、「エルダーフラワーの魅力」「新しい意識」などについて詳しく知りたい方は、下記メールアドレスまでお願いいたします。
E-mail: otagiri2021@gmail.com
報告書
小田切エルダーフラワープロジェクト 報告書 小田切エルダーフラワープロジェクト 収支計算書 小田切エルダーフラワープロジェクト 収支内訳