こんな事業です
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町内は勾配の急な坂道が多く、公共交通(路線バス・アルプス公園線)の利便性も低いため、約9割の住民が自家用車を利用しています。しかし、高齢の1人暮らしの方や運転免許証を返納した方など、通院や買い物の移動に困っている住民が少なくありません。こうした課題を民生委員から指摘されたことを受けて町会で検討し、地域の「譲り合い・助け合い」と「生活の足の確保」を目的に、移動支援推進委員会を発足し、運営基金を創設して「お互いさまタクシー」事業を開始しました。利用範囲は放光寺公民館から半径3km以内の病院、スーパー、公共施設などで、乗車地から目的地までドアツードアで利用できます。
専用のタクシーチケットと利用者負担金(1回1,000円)で降車時に清算でき、町会が車両や運転手、配車担当者を確保する必要もありません。支援を必要としながら実施できていない町会・地域でも導入しやすい仕組みです。
これを実現します

町会では高齢者世帯や1人暮らしの高齢者が増えています。運転免許証の返納などにより自家用車を利用できなくなると、買い物や通院が困難になります。高齢者が外出することは健康維持や認知症予防に効果がある一方、外出機会を失うと社会とのつながりが弱まり、フレイルの要因にもなります。
また、移動の困りごとは高齢者に限らず、妊婦や乳幼児連れの子育て世代、ベビーカー利用者、地域移行型部活動の送迎など、幅広い世代で高まっています。
こうした課題に対し、移動支援「お互いさまタクシー」は、移動に不安を抱える人の外出機会を増やし、近隣住民との交流促進や健康増進に寄与する取り組みです。さらに、茶話会などのイベントへの参加を通じて世代を超えた交流や助け合いの場を生み出す効果も期待できます。
この事業への理解が広がることで、高齢者をはじめとする住民の社会参加が進み、誰もが安心して住み続けられる地域づくりが実現します。
なぜこの事業に取り組むの?

通院や買い物など、日常の移動にお困りの方はどの町会にもおられます。しかし、バスなどの公共交通を充実させても、自宅からバス停まで歩くことが難しい方までは十分に支えることができません。当町会の「お互いさまタクシー」のような住民主体の移動支援であれば、住民の実情に寄り添った柔軟な支援が可能です。
今後、高齢者に限らず、子育て世代(妊婦・乳幼児連れ・ベビーカー利用)の買い物・通院、地域移行型部活動の送迎など、日常的な移動を支える必要性も高まっています。地域で支え合いながら自立した生活を続けられる人が1人でも増えることは、町会(地域社会)の存続にとっても重要です。
本助成プログラムを通じて、「安定した財源を確保した移動支援事業」のモデルとなり、松本市内の他の町会・地域にも支援事業が広がることを目指します。
具体的な取り組み内容は?
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移動支援「お互いさまタクシー」は、1回1,000円(4人利用の場合は1人250円)の利用者負担とし、差額を町会で補助する仕組みです。利用範囲は、放光寺公民館から半径3km以内の病院、スーパー、市役所、白板地区福祉ひろばなどです。推進委員会は登録会員へ専用のタクシーチケットを配布し、利用者は同乗者と目的地を調整したうえで、タクシー配車センターに予約します。利用時はチケットに同乗者氏名を記入し、負担金を支払い、未収書を受け取ります。委員会はタクシー株式会社からの請求に基づき、月締めで負担額を支払います。
委員会は2021年6月から隔月で開催し、26年6月で30回目となりました。茶話会は2021年10月から毎月開催し、26年6月で52回目を迎えています。また「放光寺町会かるた」の制作や応援バザーなど住民参加型の取り組みを継続し、利用実績などは隔月発行の「お互いさまタクシー通信」で周知しています。
団体からのメッセージ
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地域住民が社会活動に参加することは、健康や生きがいを生み出し、さらに新たな活動へとつながっていきます。移動にお困りの方を地域で支え、社会活動に参加できるようになることは、持続可能な地域づくりに欠かせません。
住民1人ひとりが「自分たちごと」として「お互いさまタクシー」事業を支え、地域の「譲り合い・助け合い」と「生活の足の確保」を実践することで、誰もが安心して暮らし続けられる町会・地域づくりへとつながっていきます。
応援よろしくお願いします

移動支援推進委員会では、地域住民の「譲り合い・助け合い」と「生活の足の確保」を目的に、移動にお困りの方がより安心して利用できるよう、「お互いさまタクシー」の利用方法などの改善に取り組んでいきます。
当町会はもちろん、松本市内の各町会・地域に移動支援事業を広げていくためには、安定した財源を確保できる支援の仕組みづくりが欠かせません。
移動支援「お互いさまタクシー」が住民主体の事業モデルとなり、「自分たちの地域でも取り組んでみよう」と思っていただけるよう、幅広い皆さまからの応援をお願い申し上げます。