みんなのための活動を応援しよう!
応援金総額253,565,0202024.12.02現在

大自然に浸り「いのち」をはぐくむ南アルプスエコ登山プロジェクト!!           置いてくるのは「足跡」だけ。

こんな事業です

(1)近い将来を見越した国内屈指のエコツーリズム山岳観
  光地を赤石山脈最南部に確立します。
〇南信州広域はリニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開
 通が見込まれますが、魅力的な観光素材 がなければ単な
 る通過点となってしまいます。それどころか、ストロー
 効果により地域の有形無形 の財産を首都圏や中京圏等に
 奪われかねません。
〇一方、当地域の他にはない観光素材としては、赤石山脈
 最南部にある深山幽谷の素晴らしい景観を有し生物多様
 性を誇る悠久の大自然(原生林)でありますが、これまではアクセスが比較的厳しいこともあり、来訪
 者も限られていました。
〇当事業は、(株)南信州観光公社の広域観光戦略と連携を図りながら、当地に訪れる魅力的な目的の一
 つとして、赤石山脈最南部に国内では数少ない「エコツーリズム登山」の先進的なプログラムを実現す
 ることを目的とし、そのための取組みを行います。
〇エコ登山の具体的内容
〝残すのは足跡だけ”国道から歩いて入山、水と野生生物すべてに影響を与える"ゴミ、排泄物はすべ
 てを持ち帰る”というシンプルなもの。登山ルートの中間にテント場を選定、春から秋の期間にテン
 トとマット、スリーピングバッグ(※コロナ終息後)、炊事用具を設置、登山者が代わる代わるレンタ
 ルする新方式。中間地で宿泊可能となれば、今までとは雲泥の差、体への負担なく身軽に登山できる
 大きなメリットがあります。持参するのは食糧と水、個人の登山ウェアのみです。トイレはブーステ
 ントで携帯トイレを使用。排泄物は有機肥料として再利用を考案中。

(2)エコ登山は新型コロナに強い山岳観光モデルそのものです。
〇新型コロナウイルス感染症のパンデミックは収まることを知らず、特に山岳観光においては山小屋が
 「3密」になり易く、感染者が出た場合の救急医療対応の困難さから、多くの山小屋は営業できないな
 ど対応に苦慮しています。
〇「密」にならない登山のためにはテント泊・自炊登山が望まれますが、装備は重くなり体力が不足しが
 ちな中高年登山者にとってはハードルが高いものとなっています。
〇赤石山脈最南部の目標山岳の中間地点にレンタルテント(自炊道具付き)場を整備し、中高年登山者で
 も山を楽しめるようにする環境を整えます。ルールは"ゴミ•排泄物は全て持ち帰る“です。

これを実現します

(1)国道152号線から歩いて入山するための登山道の整備
  (遠山森林鉄道の登山道としての復活)
〇近年の異常気象により、日本百名山である聖岳や光岳の
 登山口まで自動車でいける道は度々の被害を受け修復
 をする端からまた修復個所が発生するという繰り返しを
 続けています。そこで遠山森林鉄道の軌道敷を登山道と
 してリニューアルし、国道から歩いて赤石山脈に入山す
 るという画期的な登山ルートを開発します。
〇工事内容 梨元停車場から北又渡の10km区間のうちの
      土砂崩落箇所、倒木箇所、雑草の繁茂箇所を登山者が安全に通過できるよう施行します。
〇時  期 令和2年7月と9月にいったん手を付け箇所の安全確保工事を行うほか、手つかずの箇所
      を12月までに整備します。
(2)個人テント泊ができるための備品購入と設置
〇レンタルテント泊ができる平地「面平」の使用については7月に所有者である飯田市と地上権者である
 森林整備センターの承諾を得ています。テント泊に必要な備品類を購入しこれらを「面平」まで歩荷作
 業を依頼し引き上げます。
〇購入備品 テント、トイレテント、スリーピングバック&シーツ、マットレス、クッカーセット、ガ
 スストーブセット、ストーブ台
〇テント数 テント10張り、トイレテント2張り(男女別)
〇歩荷作業 この種の作業に従事している登山関係者に依頼し購入備品を「面平」まで引き上げます。
 また、11月までには引き下げを行い、来シーズンに備えます。
(3)持ち帰り携帯トイレの概要と使用について
〇トイレは ①トイレ専用テント(男女別)②簡易便座③携帯トイレを準備し、用を足した後は密封し
 て持ちかえります。
(4)県内外事業者向けファムトリップの実施
〇来年度以降の本格的な一般観光登山者の受け入れのため、消費者に近い立場の事業者にツアープログ
 ラムを評価していただくためのファムトリップを実施し、改善点等の指摘をいただきます。これはま
 た、広報活動の一環としても行うものです。
〇招待者  長野県内のガイド組織や登山情報発信サイト事業者など
〇実施時期 10月23日(金)、24日(土)、25日(日)
〇コース  梨本停車場(国道152号線)⇒遠山森林鉄道軌道敷を利用した登山道面平(泊)⇒
      光岳面平(泊)⇒下山口⇒本停東場(国道152号線)
(5)「エコツーリズム登山」の先進的なプログラムの開発
① 自然観光素材や希少動植物の調査確認とマッピング
  エコツーリズムの基本となる当地域に存在する自然観光素材等の基礎資料を専門家から収集の上、
 地図上に落とし込みながら資料化します。
〇分野 一般植物、高山植物、樹木、哺乳類、昆虫類、地学・地政学、森林鉄道
〇時期 令和3年2月まで
〇利用 来年度以降のモニターツアーや一般ツアーの際にエコツーリズムに基づく登山の重要な観光資
    源として来訪者にガイダンスする。
② 登山中に守るべきルールとモニタリング項目の検討・提案
  今後、このエリアを訪れる方が守るベきルールやモニタリング依頼事項を検討します。
〇時期 令和3年2月まで
〇利用 来年度以降のモニターツアーや一般ツアーの際に来訪者にこれらを伝え協力を求めます。

具体的な取り組み内容は

〇令和2年7月  第1次遠山森林鉄道軌道敷の登山道として
       のリニューアル整備
〇令和2年9月 第2次遠山森林鉄道勒道敷の登山道とし
       てのリニューアル
〇令和2年10月 「面平」へのテント等の荷揚げ作業
        地元事業者向け森林鉄道ウオーキング
        「お試しトリップ」
        県内外事業者向けファムトリップの実
        施
〇令和2年11月 森林鉄道ウオーキング(南信州観光公社に協力)
        「面平」からテント等の荷下げ作業を終了
        専門家からの自讎光素材の情報収集開始(2月まで)
〇令和2年12月 整備した登山道の最終安全確認
        登山中に守るべきルールとモニタリング項目の検討開始(2月まで)
〇令和3年1月 令和3年度の活動計画の立案


団体からのメッセージ

寄付に対しての御礼があります。
〇寄付していただいた方へのテント等の利用の優遇措置に
 ついて
 現在、設定できた最初のルートは易老渡より面平キャン
 プ地を経由して易老岳、そして光岳を往復するルー 卜
 です。キャンプ地のテント使用2泊券(1年から複数年
 有効を金額に応じて規定分配布する予定です。)
 5千円から1万円、3万円、5万円、10万円コースま
 で設定します。
 また、3万円以上のご寄付には券の使用時に、現地にて
 地産地消の食料品をコースに応じお土産に差し上げます。
〇令和3年度以降の展開
 令和3年度は西沢渡にもキャンプ地を置き、光岳と同じように山小屋を使わないで聖岳に登れるよう
 にしま す。さらに、大沢渡へのルートの開拓をし、大沢岳から赤石岳へのルート設定ができるよう
 コースを選定する 予定です。

応援よろしくお願いします

 あなたの寄付で日本のどこにもないエコツーリズムの考え方に基づいた山岳観光が実現します。また、これまで歴史の中に埋もれていた「遠山森林鉄道」半世紀ぶりに復活し、登山道としての役割を果たしながらエコ ツーリズムを支えてくれる存在とすることができます。
 これまではあまりに奥深く中高年登山者がなかなかアプローチできなかった赤石山脈最南部が身近なものと なり、重いザックを背負わなくても登山ができ、自然を楽しみながら長時間滞在することができるようになり ます。このことは過疎化tこ悩む遠山郷の住民の方々にとっても福音となることでしょう。
 
 この活動は令和2年度だけで完成するものではありません。令和3年度以降は地元の飯田市との連携を深め 数年かけながら目標に向けた取り組みを纖させますので、引き続くご支援をよろしくお願いいたします。

現在の応援金額 321,000円

13
目標:2,570,000円
中間目標:1,000円

期間が終了しました。ありがとうございました。

あなたの寄付でできること

長野県が実施している「地域発元気づくり支援金」を活用した事業です。この事業をさらに充実させるための資金を寄付で集めます。
〇国道152号線から歩いて入山するための登山道
 の整備(遠山森林鉄道の登山道としての復活)
 16万2千円
〇個人テント泊ができるための備品購入と
 設置作業 155万7千円
〇県内外事業者向けファムトリップの実施
 12万円
〇「エコツーリズム登山」の先進的な
 プログラムの開発 21万円
〇継続的な情報発信
 (ホームページの作成、デジタルマーケ
  ティング) 53万円
〇事務事業費(事務所借り上げ、事務費、
 活動費) 161万円

期間が終了しました。ありがとうございました。

いただいた寄付金は、受付期間終了後に総額から寄付サイトと法人運営経費に係る所定の手数料を引いた額を助成金として各団体へお届けします。
なお、第一目標金額に達しなかった場合は、目的の事業ができないため、募集団体ではなく「地域・分野指定助成プログラム」の助成金の原資に充てられ、運営費を差し引いた金額が公共的活動に活かされます。

 
プロジェクト実施団体

一般社団法人 南信州山岳文化伝統の会

このプロジェクトを応援する