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応援金総額267,190,0642025.08.18現在

「教育は無償」の社会へ - 無償の学び「日なた」存続プロジェクト
- 2025年度いっぱい、子どもたちの「明日も来たい」をつなぐために。-

1.こんな事業です

「日なた」(中野市)は、学校に行けない義務教育段階の子どもたちにとって、安心して過ごし、学び、成長できる“無償の学びの場、居場所”です。
現在「日なた」は午前9時から午後3時まで週5日開室し、2025年7月まで中野市及び周辺市町村の児童生徒61名が利用しました。
しかし、制度の谷間にあるため、公的支援がなく、運営継続の危機にあります。家庭の経済状況にかかわらず、すべての子どもが学ぶ権利を行使できる場の維持・継続が必要です。

2.これを実現します

子どもの学びと安心を保障する「日なた」を、これからも無償で開室します。
寄付により、会場費、教材費、人件費、保険などをまかない、家庭の経済状況に左右されず、誰でも通える場を維持します。また、クラウドファンディングを通じて、子どもの学ぶ権利や、義務教育の無償原則を社会全体で支えることの意義を広く問いかけていきます。
学校に行けない子どもたちがお金をかけて学ばなければならない不公平がここにあります。
これは単なる支援でなく、「教育の公共性」を私たちの手に取り戻す挑戦でもあります。

3.なぜこの事業に取り組むの?

長野県はかつて全国に先駆けて就学率を高め、「教育県」と呼ばれました。その背景には、「すべての子に学ばせたい」という地域の強い思いがありました。私たちはその精神を受け継ぎ、すべての子どもが平等に安心して学べる場を守っています。
2022年から2024年までは、助成金に加えて法人からも 5,000,000円余りを出資して運営を支えてきましたが、法人単独での継続には限界があります。そうした中でも、法人総会では「ぎりぎりまで無償でいくべし」との覚悟が確認されました。
「日なた」は、義務教育の理念を社会に問う実践です。その灯を絶やしてはなりません。

4.具体的な取り組み内容は?

2025年4月から2026年3月まで、週5日(平日)午前9時から午後3時に「日なた」を開室します。子どもたちは、手芸、体育、クラフト、調理、野外活動、個別学習などを通じて、自分のペースで安心して過ごします。また、通う回数や時間も個々に応じて柔軟に対応し、学校と併用することもできます。
活動の様子はブログで公開し、社会とつながる取り組みとして可視化していきます。年度末には年次報告書にて実績報告も行います。

5.団体からのメッセージ

私たちは、学校に行けない子どもに「あなたはここにいていいんだよ」と伝えられる場所をつくりたいと思っています。
そこでは、「学ぶこと」が誰にとっても当たり前に保障される—そんな無償の学び場が必要です。
「また明日も来たい」と子どもが笑顔で話す姿を、これまで何度も見てきました。私たちは、教育は社会全体で担うべきものだと信じています。
無償だからこそ、子どもが安心して一歩踏み出せる。この意義を多くの人と共有したいのです。

6.応援よろしくお願いします!

この事業は単なる資金集めではありません。
子どもが安心して学べる場が公的な制度の外にあり、しかも経済的な事情でその学ぶ権利すら奪われている子どもがいる現実を社会に問いたいのです。子どもがいない方、子育てを終えた方、義務教育無償の恩恵を受けてきたすべての方たち、もう一度考えてください。
「教育は無償であるはず」です。
長野から、もう一度その原点に立ち戻りましょう。
どうかこの挑戦に力を貸してください。

現在の応援金額 72,000円

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目標:1,500,000円
中間目標:600,000円
終了まで19416時間

あなたの寄付でできること

― 子どもの「また明日も来たい」を支える ―

◆2,000円:子ども1人の1か月分の活動材料費(画用紙や絵の具、ウッドクラフト、釣り道具、野外活動用の備品などがまかなえます。)
→ 例えば、初めての釣りにドキドキしていた子が、「またやりたい!」と目を輝かせ、自然の中での学びに夢中になります。

◆20,000円:子ども1人の1か月分の学習・活動サポート費(教材費、活動材料、個別支援員の配置などを含みます。)
→ 「ぼくにはできない」と不安だった子が、自然体験やクラフト活動、個別学習を重ね、「できた!」「もっとやってみよう」という自信に変わっていきます。

◆100,000円:子ども1人の半年分の継続的な学習・活動支援費(継続的な関係づくりと、安心できる居場所の運営を支えます。)
→ いつも1人でいた子が、活動を共にしながら自然と打ち解け、友だちと笑い合い、夢を語るようになります。

※初めての方は必ずこちらの「寄付する際の注意事項」のご確認をお願いします。

いただいた寄付金は、受付期間終了後に総額から寄付サイトと法人運営経費に係る所定の手数料を引いた額を助成金として各団体へお届けします。
なお、第一目標金額に達しなかった場合は、目的の事業ができないため、募集団体ではなく「地域・分野指定助成プログラム」の助成金の原資に充てられ、運営費を差し引いた金額が公共的活動に活かされます。

 
プロジェクト実施団体

特定非営利活動法人 ぱーむぼいす

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