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応援金総額269,550,0642025.09.12現在

長野県の全ての園児に人形劇を

こんな事業です

人形芝居燕組は、長野県の幼稚園保育園中心に全国の子どもたちへ人形劇を届けている団体です。人形劇作品の創作・上演を数多く手掛けてきたくすのき燕と、2人の若手実演家(井川ちなみ、成田明加)により2022年に結成しました。子どもに生の鑑賞機会を提供する実演家の育成を目的に、人形劇をよぶのが難しい県内外の小規模保育園や児童福祉施設、子ども関連施設を巡演しながら、創作〜上演を若手のみで継続できるように活動を続けています。

長野県内では、人口規模の大小によらず子どもたちの文化体験に大きな格差が生まれています。ある地域では毎年観劇会や音楽会が開催され、子どもたちが生の芸術に触れられる一方で、隣の地域ではまったくそのような体験がない子どもたちもいるのです。同じ信州に育ちながら、行政区の違いだけで文化体験の有無が決まってしまう――この現実はあまり知られていません。
私たちは、園児数が少ない保育園や児童福祉施設などにも出向き、プロの人形劇を届けてきました。人形劇は言葉を超えて子どもたちの想像力を揺さぶり、心に残る体験となります。子どもたちが「文化に触れる喜び」を等しく感じられる社会へ。その第一歩を、この事業で実現したいと考えています。

これを実現します

私たちが目指すのは、「観劇会が行われていない園の子どもたちに、プロによる生の人形劇を届けること」です。せめて年に一度、本物の舞台を観る機会をつくりたい。
芸術鑑賞を実施してない園の子どもたちにも、生の舞台の豊かな体験をしてもらう。舞台は子どもたちの心を解放し、言葉にできない思いを受け止めてくれます。そして、その場に立ち会った大人たちもまた、子どもたちの笑顔から「芸術が必要だ」と感じるはずです。この事業をきっかけに、文化体験の格差を少しずつ埋めていきたいと願っています。

なぜこの事業に取り組むの?

子どもの頃の文化体験は、成長のために欠かせないものです。その中でも人形劇は、言葉の発達途上にある小さな子どもたちにとって、彼らの豊かな想像力に人形という視覚イメージの力を使ってうったえかけ、想像力や感受性を育む大切な時間です。
また、子どもには「文化芸術に参加する権利」が国際的に認められています。しかし現状、日本ではその権利が十分に守られていません。だからこそ、私たちは一人でも多くの子どもに人形劇を届ける必要があるのです。

具体的な取り組み内容は?

2026年1月から10月の間、長野県内で観劇会をやめてしまい、現在実施していない園を巡り、人形劇を上演します。園や自治体にも一部費用を負担いただき、その差額をクラウドファンディングで補いながら、より多くの子どもたちに届けます。最終的には、園や自治体が自ら文化体験を継続できるようになることを目標にしています。

団体からのメッセージ

私たちは、長野県内を中心に全国で人形劇の上演をしているプロの団体です。子どもたちとともに私たちの舞台を体験していただければ、人形劇を観る子どもたちの輝く目や屈託ない笑顔に触れていただけると思います。そのような体験を、小さなときに全ての子どもたちに体験して欲しい。そう願っています。
長野県には、同じような思いを共有している大人たちが少なからずいます。山間の小さな村での公演をした折には「この村は子どもたちを、その未来を大切にしているんだなあ」と感じました。一方、コロナ禍を期に、いくつかの大人の事情で、子どもたちのこのような素晴らしい体験をやめてしまった市もあります。
そして、同じ信州に生まれ育ちながらも、ただ行政が違うというだけで、子どもたちにこのような文化格差が生じているという現実はほとんど知られていません。

応援よろしくお願いします

「長野県のすべての子どもたちが、せめて年に一度でいいから生涯をアートにささげた人による芸術体験をしてほしい。」
これが僕らの願いです。この願いを共有してもらえる大人が増えれば、この県は素晴らしい県になる。そう考えています。

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現在の応援金額 4,000円

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目標:500,000円
中間目標:56,000円
終了まで4921時間

あなたの寄付でできること

約1000円ちょっとの寄付で、ひとりの子どもが人形劇を体験できます。

※初めての方は必ずこちらの「寄付する際の注意事項」のご確認をお願いします。

いただいた寄付金は、受付期間終了後に総額から寄付サイトと法人運営経費に係る所定の手数料を引いた額を助成金として各団体へお届けします。
なお、第一目標金額に達しなかった場合は、目的の事業ができないため、募集団体ではなく「地域・分野指定助成プログラム」の助成金の原資に充てられ、運営費を差し引いた金額が公共的活動に活かされます。

 
プロジェクト実施団体

人形芝居燕組

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