こんな事業です
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にちカラは、2018年より長野県松本市を拠点に、主に3歳から小学生の子どもを対象とした「からだ遊び」のワークショップをおこなっています。これまで、音楽や演劇、美術のアーティストを招き、一緒にパフォーマンスを創って発表したり、芸術的な表現に出会う機会を提供してきました。子どもたちが安心して自分を表出し、正解のない表現の価値を大人も子どもも再認識できる場を開きたいと考え、「まつもと子どもアートまつり」を開催します。
これを実現します
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「自分の“やりたい!”が、目の前でカタチになったら、どんなに嬉しいだろう」
そんな体験を、もっとたくさんの子どもたちに届けたくて、私たちは《まつもと子どもアートまつり》を企画しました。
このおまつりは、信州にゆかりのあるミュージシャンやダンサー、画家、演劇家など、ジャンルを超えたアーティストたちと子どもたちが出会い、いっしょにアートを「体験」し、「創りあげる」特別なおまつりです。
ただ鑑賞するだけじゃない、ただ指示通りに作るだけじゃない。
ここでのアート体験は、子どもたち自身が主体となり、自分の「好き」や「やってみたい!」を表現できる場です。
〈内容〉
・ふらっと訪れた人も参加できる(アート)体験ブース
・「まつもと子どもアートまつり」テーマソングとダンスづくり
・人形劇、コンサートなどのプロの芸術鑑賞タイム
・事前WSで子どもとアーティストが創作した作品の展示や発表
・地域の魅力がいっぱいのマルシェ
〈会場〉
キッセイ文化ホールのエントランスロビーを検討中です。公共性が高く、場が開けていてアクセスしやすい場所にすることで、より多くの人たちが気軽に参加できるようにします。
なぜこの事業に取り組むの?
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そもそも子どもたちにとってなぜ文化芸術に触れる機会が必要なのでしょう。
これまでの「にちカラ」の活動から見えてきたことは、アーティストは答えを急がず、子どもたちが選んで決めて発想したことをおもしろがり、そこに価値を見出すことに長けているということです。教える、教えられるではない関係性が生まれ、そこから子どもたちは自信や喜びを感じ、世界を広げることができます。
子どもたちが文化芸術に触れる機会は、園や学校でも持たれていますが回数が少なく、地域差・家庭環境差があるのも事実です。また、人によっては敷居が高いというイメージもあるかもしれません。それらを少しでも解消し、すべての子どもたちに「表現する楽しさ」を届けたいと考えました。
松本市にはすでに素敵な子ども向けイベントがたくさんあります。
でも、その多くは“一日だけの体験”や、“完成形が決まっているものを作る”ような受け身のものが多い印象がありました。
もっと自由に、もっとのびのびと、自分の想像力や表現を解き放てる場があってもいい。
家でも学校でもない「自分を出せる場所」で、子どもたちがそれぞれのスタイルでアートを楽しめる環境を作りたい。
そしてその中で、人と関わる喜びや、自分の個性が誰かと合わさる面白さを感じてほしい。そんな想いが、この企画の原点です。
この企画では、こんな子どもたちの姿を目指しています
● 完成形のないものを、ゼロから一緒に創っていく楽しさを発見!
● アーティストとの対話の中で生まれる「こんなの思いついた!」というワクワク体験!
● 静かにじっくり取り組みたい子も、にぎやかにやりたい子も、一人ひとりの“らしさ”が大切にされて安心!
アートを通じて「自分って面白いかも」「自分には表現できることがある」と気づけるような、そんな時間を届けたいと願っています。
私たちは“成果”ではなく、“プロセス”に価値を置きます。
スピードや効率が重視される現代社会だからこそ、ゴールに縛られず、その瞬間に生まれる創造や偶然のひらめきを尊重する時間が必要だと信じており、それにはアーティストの力が不可欠なのです。
具体的な取り組み内容は?
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2026年 6月
子どもを含めた「実行委員会」を立ち上げ、子どもたちのやりたいことを聞きながら、運営面も一緒に進めていきます。
7月~9月
小学生対象 パフォーマンス創作ワークショップ(全5回)
8月
造形作家とクラフトワークショップ (1回)
9月
まつもと子どもアートまつり
団体からのメッセージ
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「この街で育ってよかった」と、子どもたちが心から思える地域をつくりたい。
そのために、アートの力でまちと子どもをつなぎ、アーティストと地域住民が手を取り合って、こどもの表現の根っこを育てていきたいと考えています。
「子どもアートまつり」は、子どもたちの表現の芽がふくらみ、好奇心が輝き、関わるすべての人が“ともに創る喜び”を実感できるイベントです。
毎年、たくさんの笑顔とワクワクが広がるこのお祭りが、松本の風物詩となる日を夢見て、
この取り組みを育てていきます。
応援よろしくお願いします
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この「まつもと子どもアートまつり」は、地域に暮らすアーティスト、保護者、学校関係者、まちの人たちと手を取り合いながら、子どもたちの"表現の根っこ”を育てていく企画です。
子どもたちにとってはもちろん、支援してくださる皆さんにとっても、「関わってよかった」と思ってもらえるような、温かく、エネルギーに満ちた場所を一緒につくっていきたいと思っています。
どうかこのチャレンジに、力を貸してください。
あなたのご支援が、子どもたちの未来の一歩になります。