活動目的

社会福祉法人 原峠保養園は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重
して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の威厳を
保持しつつ、心身ともに健やかに育成されるよう支援することを目的とし、施設
の高機能化・多機能化を実現するために、社会的養育施設である児童養護施設
「森の家 はらとうげ」と母子生活支援施設「上田市母子寮」を運営する社会福
祉事業団体として、惜しみない努力を続けてまいります。

活動実績

・児童養護施設「森の家 はらとうげ」は定員３５名とし、年間を通して入
所・一時保護・ショートステイ（短期入所）・トワイライト（日帰り）の受け
入れをしており、令和７年度も３５名の定員を維持しております。
また、母子生活支援施設「上田市母子寮」においても、令和６年度は暫定１９
世帯でしたが、令和７年度は本来の定員数であった２０世帯となりました。
・令和６年４月より、定員５名の地域小規模児童養護施設「倉沢ホーム」を開
設。
・令和６年度、優れた人材確保の対策として、奨学金返済補助制度を創設。
・令和７年４月、法人独自事業として「こども福祉応援センターうえだ」を開
設。公認心理司・精神保健福祉士・社会福祉士・里親支援専門員などを配置さ
せ、市町村・児童相談所等関係機関と連携し、心理療法が必要とされる児童や
地域における要支援家庭、里親様のご家庭、生活困窮者等を受け入れ、安心
感、安全感の再形成や人間関係の修復、自立や親子関係改善など様々な支援を
行っております。
・こども福祉応援センターうえだの事業の一環として、今年の４月から毎週金
曜日16：30～19：00に無料のこども食堂「ばいす・ばーさ」を開催していま
す。専属の調理師が旬の食材を取り入れた温かい食事を提供。毎週５０～６０
人ほどのこどもや親子連れ等が訪れ、こどもの居場所・みんなの居場所とし
て、地域に根付いた居場所づくりを行っています。
・令和８年度には「児童家庭センター」の開設を目指しており、法人全体で
「ひとり親家庭等生活支援事業」、「親子関係形成支援事業」「地域子育て支
援事業」、「地域こども生活支援強化事業」等に参入し、各関係機関と連携を
更に深め各市町村へ積極的にアピールをしていきます。

団体概要