2025.07.14
2025年度「JAM甲信・ハート基金」贈呈式を開催しました!
公益財団法人長野県みらい基金は、2025年7月11日(金)に「JAM甲信・ハート基金」の贈呈式を執り行いました 。
「JAM甲信ハート基金」は、機械・金属製造業の労働組合JAM甲信が、毎年12月に組合員を対象に実施する年末助け合い募金の一部を原資としています 。この基金は、「こどもの健全育成」や「若者の就労支援」に取り組むNPOやボランティア団体等を支援することを目的としています 。
本年度は、長野地域・北信地域を対象に事業公募を行い、厳正な審査の結果、以下の2団体への助成を決定しました 。贈呈式は、各団体の活動拠点にて、温かい雰囲気の中で執り行われました。
1. てんぐカフェ(飯綱町)
- 日時: 令和7年7月11日(金)14:00~15:00
- 会場: メーラプラザ(長野県上水内郡飯綱町普光寺920)
- 活動内容: 町内4カ所で行う子ども食堂「てんぐカフェ」の運営を通じて、地域住民と子どもたちの交流を促進し、地域全体の活性化を目指しています 。
- 出席者:
基金創設者: JAM甲信より、長野地区協議会 議長 木村卓彦様、長野地区協議会 事務局長 青木俊晴様、副書記長 佐野亮一様
助成金受領団体: てんぐカフェより、会長 瀧野良枝様、副会長 寺島恵子様、事務局 中井俊平様
事務局: 公益財団法人長野県みらい基金 職員 芦澤郁哉
贈呈式では、基金の趣旨説明が行われた後、JAM甲信の皆様から日頃の活動と基金への思いが語られました 。てんぐカフェの皆様からは、団体設立のきっかけや、活動を始めた当時の熱い思い、コロナ禍を乗り越えてきた苦労と、子どもたちの笑顔のために活動を続けてきた経緯が語られました。地域の人々が「子どもたちのために」と立ち上がった活動であることがひしひしと伝わり、まさに人口減少が進む地域において一筋の希望を照らす大切な活動であると改めて感じました。その後、JAM甲信 木村様からてんぐカフェ 瀧野様へ目録が贈呈されました 。
2. 旭ヶ丘地域づくり推進プロジェクト(須坂市)
- 日時: 令和7年7月11日(金)16:30~17:30
- 会場: 旭ケ丘ふれあいプラザ(長野県須坂市旭ケ丘7-55)
- 活動内容: 食事困窮児童の孤立防止と孤食解消、第三の居場所づくり、ヤングママの子育て支援を目的として、毎月1回開催している「プラザ食堂カレーTAKEOUT」のさらなる発展を目指しています 。
- 出席者:
基金創設者: JAM甲信より、長野地区協議会 議長 木村卓彦様、長野地区協議会 事務局長 青木俊晴様、副書記長 佐野亮一様
助成金受領団体: 旭ヶ丘地域づくり推進プロジェクトより、代表 富田民雄様、副代表 東海林文子様、小林広巳様、栗林恒夫様、事務局長 平林和彦様
事務局: 公益財団法人長野県みらい基金 職員 芦澤郁哉
こちらの贈呈式でも、JAM甲信の皆様からの温かいご挨拶と事業紹介が行われました 。旭ヶ丘地域づくり推進プロジェクトの皆様からは、団体や活動を立ち上げたきっかけや、地域の子どもたちへの深い愛情、そしてコロナ禍を乗り越えて活動を継続してきた努力が語られました。地域住民が一体となって「子どもたちのために」と立ち上がった活動であり、地域の未来を照らす重要な存在であることが強く感じられました。その後、JAM甲信 木村様から旭ヶ丘地域づくり推進プロジェクト 富田様へ目録が贈呈されました。
両贈呈式を通して、日頃はそれぞれの企業に所属しながら、より良い労働環境の実現や地域社会への貢献のために活動されているJAM甲信の皆様と、地域の最前線で子どもたちのために尽力されている各団体が手を取り合うことで、これまで以上に多角的な視点からより良い地域社会の実現に向けて進んでいく可能性を感じることができました。
特に今回のJAM甲信ハート基金は、創設から10年という大きな節目を迎えました。このタイミングで改めて基金の趣旨、そして当時の熱い思いに立ち返り、これからもお互いに連携を深め、より良い社会の実現に向けて共に歩んでいきたいと強く願っております。
公益財団法人長野県みらい基金は、今後もこのような地域貢献活動を全力で支援してまいります。