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応援金総額215,636,7282023.12.11現在

失われゆく8mmフィルムは地域の宝 映画「まつもと日和」第2作の実現へ

こんな事業です

まつもとフィルムコモンズは、昭和時代に記録された8mmホームムービーを集め、多世代の市民と関わりながら地域映画をつくる市民団体です。10代の学生から80代の市民まで約20名が中心となり、市民の皆さんと共に地域映画『まつもと日和』をつくり、映画の上映と座談会を行いながら、新たな地域コミュニティを開拓しています。第1作となる『まつもと日和』は、市民からの反響も大きく、続編を望む声も多くありました。地域コミュニティの活性化は、継続していくことが重要です。掘り起こされることなく地域に眠ったままの8mmフィルムもまだまだあるはずです。来年度に向けて『まつもと日和2』(仮題)の制作を行うことで、失われてしまうフィルムを発掘するだけでなく、映画を通した地域との関わりの場を継続的に提供していくことが可能になります。ですが、そのための資金が不足しています。映画の制作には、フィルムの修復やデジタル化、映像撮影、音楽制作、編集などの制作費用が必要になります。また、小学生と取り組む「地域映画教室」では、特別講師を招いて、インタビューや効果音、映画音楽や編集の教室を行いますので、そのための費用も必要になります。市内外の皆さんのご寄付でこの活動を支えていただけたらと願っております。

これを実現します

本事業では、『まつもと日和2』(仮題)を制作するために、主に以下の3つの活動を行います。

1、8mmフィルムの収集とデジタル化
地域に眠っている家庭の記録(主に昭和の8mmフィルム)を地域の財産と捉え、それらを収集しデジタル化することで、再生が困難になった記録を活用することを可能にします。

2、地域映画づくり
8mmフィルムを活用した地域映画づくりを行います。収集からインタビュー・音楽演奏など、多くの市民が共創しながら郷土愛を育む時間を創ります。多視点で捉えた松本の日常風景の集積と言葉の数々は、当時の生活文化をリアルに浮かび上がらせます。この映画づくりの過程も映画の一部になります。

3、上映会と座談会
地域映画『まつもと日和』の上映会と座談会を行います。昭和期と現代の松本の暮らしが映し出される地域映画の鑑賞後には、多世代の市民が対話する時間を創ります。そこに暮らしている子どもから年配の方々までが語り合う場は、地域の理解を深める大切な時間になります。上映会と座談会も映画の一部になります。

なぜこの事業に取り組むの?

市井の人々が残した映像は、個人的な記録であるが故に公的な保存の対象となってきませんでした。しかし半世紀の時を経た現在では、個人の記録は社会の記録としての価値に変化してきています。市民のまなざしで切り取られた日常生活は、当時の文化風習を色濃く残しているため、民俗学的史料としても大変貴重なものです。フィルムの多くは、オリジナルの原版です。その1本が失われれば、そこに記録されていた映像は二度と取り戻すことができません。今、フィルム所有者の高齢化や、フィルムの劣化、引越しによる散逸など、貴重な記録を残すのは待ったなしの状況です。また、コロナ禍や社会の変化による地域コミュニティの崩壊、コミュニケーションの減少や断絶は深刻です。
地域の記録を地域で活かす「地産地消」の地域映画づくりを通して、市民同士が出会い、対話し、その土地の物語を掘り起こしながら理解を深めていくことは、地域の繋がりをもう一度繋ぎ直すきっかけになります。今、貴重な記録をゴミにするか、地域の宝物にするか、瀬戸際に立たされています。

具体的な取り組み内容は?

1、8mmフィルムの収集とデジタル化
フィルムの受付・調査日は、2023年10月22日(日)・2024年1月13日(土)10時〜17時です。日時をご予約の上、コモンズの活動拠点の「松本深呼吸」にお持ちいただきます。デジタル変換した後、フィルム返却と共にフィルムと同内容のデータをUSBに格納してお渡しします。

2、地域映画づくり
2023年度、梓川小学校の5年3組のみなさんと梓川地区の地域映画づくりに取り組んでいます。総合的な学習の時間の中で、地域の方々と関わりながら、地域の歴史と映画作りを学び、「梓川の地域映画」を制作します。
4月 オリエンテーション 上映と座談会
5月 フィルム収集・預かり・リサーチ
6月 フィルムデータチェック
7月 インタビュー教室
9月 効果音教室
10月 音楽教室
11月 編集教室
12月 完成発表
2024年度はこの梓川の地域映画も加えた『まつもと日和』の第二弾を完成させる予定です。

3、上映会と座談会
まつもと市民芸術館でコモンズによる自主上映会を開催します。(計20回上映)
8/1(火)、8/2(水)、8/13(日)、9/19(火)、10/25(水)
10:00〜、13:00〜、16:00〜、19:00〜

また、市民上映会を誰でも行えるようにしました。町会や公民館、商店街や店舗、学校や高齢者施設など、様々な場で上映の機会をつくることで、対話の時間も生まれます。

団体からのメッセージ

昨年度、地域映画『まつもと日和』が完成しました。完成上映会に来た方々は「生きてきてよかった」「懐かしくて涙が溢れてきた」「また何度でも見たい」と感動の声を寄せてくださっています。その声に応えるためにも、1人でも多くの方々にこの映画を届け、松本市民全員が見るような映画に育てていきたいと考えています。現代に蘇った地域映画は、認知症予防の「回想法」や「地域境域」の教材、「民俗学」の映像史料など、様々な活用の可能性が広がります。今を生きる松本の人たちが、これからの松本を考えるきっかけにしてほしいと願っています。失われつつある地域の記録を活かしていくためには、今、行動しなければなりません。この活動を知っていただいた皆さんの小さな気持ちが、このプロジェクトの大きな力になっていきます。地域映画『まつもと日和』の第2作目をつくるために、是非お力をお貸しください。

応援よろしくお願いします

埋もれているホームムービーを掘り起こし、地域の方々とそのフィルムを見る。知らない誰かの記録を見る時間は、自分の記憶を辿っていく時間となり、自然と心が満たされていきます。運動会のフィルムが流れれば自らの小学生時代を振り返り、七五三の映像が流れれば幼少の時期の家族を重ねます。そして地域映画の上映は、おしゃべり自由です。「あ、これ向かいのおばちゃんだ」という隣の人の声に、そのフィルムとの繋がりが生まれ、映画を鑑賞する時間が「その時代を体験する時間」に変わっていきます。
これまでに寄せられた345本のフィルムは、まだ松本に埋もれているフィルムのほんの一部に過ぎません。一本でも多くのフィルムを再生し、地域映画『まつもと日和2』(仮題)をつくることで、失われてしまう貴重な記録を次の世代に繋げていくことができます。映画を見て、笑い、涙し、清々しい気持ちで映画を見終わった後は、映画に映された時代のような生き生きとした町にしていきたい、という思いが芽生えているに違いありません。先行きの見えない時代だからこそ、映画を通して人々の気持ちが少しでも前にむいてくれたら嬉しいです。

地域映画『まつもと日和』予告編

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現在の応援金額 964,000円

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目標:3,000,000円
中間目標:1,500,000円
終了まで1415時間

あなたの寄付でできること

・1万円で8mmフィルム1本(約3〜5分)のデジタル化(フルハイビジョン)ができます。
フィルムをお預けいただいた後、クリーニング、補修、スキャニング、データ補正を経て、ようやくオリジナルのデータが完成します。
映写機やビュワーなど、当時使われていたアナログの機材を整え、復元に向けて1本1本丁寧に作業を行います。フィルムの持っている力を最大限に生かせるようにフルハイビジョンのデータを作成します。

・50万円で小学生と取り組む「地域映画教室」を実施できます。8mm発掘から始まり、インタビューや効果音、音楽、編集など、第一線で活躍する講師から学びながら映画制作する貴重な体験授業です。

ご寄付をいただいた方は、公式HPにお名前を掲載させていただきます。また1万円以上ご寄付いただいた方は、『まつもと日和2』(仮題)のサポーターとしてエンドクレジットにお名前を掲載させていただきます(任意)。

※初めての方は必ずこちらの「寄付する際の注意事項」のご確認をお願いします。

いただいた寄付金は、受付期間終了後に総額から寄付サイトと法人運営経費に係る所定の手数料を引いた額を助成金として各団体へお届けします。
なお、第一目標金額に達しなかった場合は、目的の事業ができないため、募集団体ではなく「地域・分野指定助成プログラム」の助成金の原資に充てられ、運営費を差し引いた金額が公共的活動に活かされます。

 
プロジェクト実施団体

まつもとフィルムコモンズ

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