団体からのメッセージ
1.こんな団体です

「てんとうむしの会」は、駒ヶ根市を中心に、不登校・登校しぶり・登園しぶりなど、学校や園に行きづらさを感じる子どもと保護者が、ひとりで抱え込まず、安心してつながれる場をつくるために活動しています。不登校の子どもの保護者が中心となって運営し、当事者や家族の声を活動の原点としています。
活動を始めて5年。保護者同士が思いや悩みを分かち合う交流会や、発達障害のある子ども・家族のための「ぼちぼち」、子どもと保護者の居場所「みなみぃ〜ね」など、当事者や家族の声をもとに活動を続けてきました。昨年度、「みなみぃ〜ね」には延べ1,524名の子どもと大人が、この場所でそれぞれの時間を過ごしてきました。
私たちが大切にしているのは、今の自分のままで安心して過ごせること 、ここにいてもいいと思えることです。一人ひとりのペースや気持ちを大切にしながら、子どもも保護者も安心して人とつながれる地域をつくることを目指しています。
2.こんな特色ある学びを行っています

「みなみぃ〜ね」では、子どもが「やってみたい」「やってみよう」と思ったことを、自分のペースで選べる時間を大切にしています。遊びや工作、会話、読書などの日常の活動に加え、自然の中で過ごす体験活動も行っています。
子どもの「好き」「やってみたい」を出発点に、一緒に考えたり、試したりする中で学びを広げていきます。人と一緒に過ごすこと、初めてのことに挑戦すること、失敗してもやり直すことも、子どもたちにとっての学びです。
また、イベントでは保護者や大人も一緒に活動を楽しみます。例えば餅つきでは、まず大人たちが楽しみながら餅をついていると、その姿を見ていた子どもたちが少しずつ「自分もやってみたい」と参加するようになりました。大人が楽しむ姿が子どもの「やってみたい」を引き出すことも、みなみぃ〜ねならではの学びです。保護者も子どもと一緒に過ごしたり、保護者同士で話したりしながら、親子それぞれが安心できる場となっています。
3.これから予定する具体的な取り組み内容

『みなみぃ〜ね』では、決まったプログラムをこなすのではなく、子どもたちがその日の気持ちや興味に合わせて過ごします。バドミントンやボール遊び、鬼ごっこ、工作、読書、ゲーム、会話など、それぞれが「やってみたい」ことを選びます。
年間を通して、みなみ子ども交流センターでクレープやパフェなどの調理活動を行います。ファイヤーサイド駒ケ根では、自然の中で遊び、火おこしやたき火での調理を行い、夏は川遊び、冬は雪遊びを楽しみます。秋にはお泊まり会、冬にはクリスマス会や餅つきなど、子どもも大人も一緒に楽しむ活動を予定しています。また、年2〜3回「みなみぃ〜ねCafe」を開催します。
自分で選び、挑戦し、工夫することや、人と一緒に楽しむ経験を重ね、「やってみたい」という気持ちを育みます。
4.応援よろしくお願いします

私たち自身も、子どもが学校に行けなくなったとき、どうしたらいいのか分からず、孤独や不安を感じた経験があります。だからこそ、安心して話せる人や、子どもをそのまま受け止めてくれる場所が必要だと感じ、活動を続けてきました。
市内や近隣市町村にも子どもたちの居場所はありますが、多様な子どもたちを受け入れる場は、まだ十分とはいえません。現在「みなみぃ〜ね」には、毎月約120名の親子が利用しています。
私たちが大切にしているのは、子どもが「行ってみようかな」「やってみようかな」と思ったときに、温かく迎えられる場所であることです。
みなみぃ〜ねは参加費を無料にしています。家庭の負担を少しでも減らし、経済的な理由で「やってみたい」「行ってみたい」をあきらめなくていい場所にしたいと考えているからです。
今は来ることができない子どもにも、いつか「行ってみようかな」と思ったときに、そこに存在していたい。そして、保護者にとっても安心してつながれる場所でありたいと思っています。
この場所をこれからも続けていくためには、スタッフの人件費や活動に必要な経費など、年間約150万円の運営資金が必要です。寄付によって、子どもたちが安心して過ごせる場所を1年間継続することができます。より多くの子どもたちと保護者の体験の場、つながりの場をつくっていくためには、みなさんの温かい応援が必要です。どうかよろしくお願い致します。