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最新情報

寄付募集プログラムにおける記載内容の明確化と、公益性確保に向けたご報告

平素は、公益財団法人 長野県みらい基金の活動、特に伴走支援プログラムにご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、当財団が伴走支援する「長野から、世界の頂点へ!古賀穂選手、全日本選手権・五輪挑戦を支える応援プロジェクト」(団体:NPO法人 AC長野パルセイロ・バドミントンクラブ)の寄付募集ページにつきまして、より高い公益性の確保と、誤解のない情報提供を徹底するため、記載内容を修正いたしましたのでご報告いたします。

1.経緯と当財団の対応

本プログラムは、「マイナースポーツの環境整備と、地域を核とした次世代育成モデルの構築」という、長野県におけるスポーツ文化振興の公益的な事業として認定・伴走支援しております。

しかしながら、この度、「個人の選手支援」と誤解される可能性があるとのご懸念・ご指摘をいただきました。

このご指摘を重く受け止め、当財団は、募集団体の皆さまと速やかに協議を行い、事業全体の公益性を支援者の皆様に明確にお伝えする責任を果たすため、募集ページの内容を見直しました。

皆様にご心配をおかけしたこと、また、当初の記載において誤解を生む表現があったことにつき、深くお詫び申し上げます。

2.修正の目的と具体的な変更点

今回の修正は、「古賀選手の挑戦」を「長野のスポーツ文化振興」に結びつけるモデル事業であることをより強調し、寄付の使途が明確に公益に資することを明示することにあります。

特に、寄付金の使途については、以下の通り記載内容を明確化いたしました。

  • 【修正前】 寄付金は「古賀選手の海外遠征費に充てられます。」と記載しておりました。
  • 【修正後】 公益性確保のため、集まった寄付金は、以下の二つの使途に活用されることを明記いたしました。
    1. 世界挑戦の継続支援費: 古賀選手の海外遠征費に充て、公的支援が薄いマイナースポーツにおける世界と戦う環境を継続的に確保します。
    2. 地域・育成への還元費: 古賀選手の遠征成果を長野の未来につなぐ活動(地域バドミントン教室、報告会の開催、クラブの若手選手の強化など)に活用し、次世代アスリート育成の土台を築きます。

また、事業の必要性に関する説明も、「マイナースポーツを地域で支えるモデル」の構築を目指すという、事業の公共性がより伝わる内容に修正いたしました。

※修正後の詳細は、リンク先のページをご覧ください。

3.今後の取り組みとお願い

今回の経験を教訓とし、当財団は、今後もすべての伴走支援プログラムにおいて、公益財団法人として、事業の公益性確保と情報発信の透明性向上に一層努めてまいります。

本プロジェクトは、長野の未来のスポーツ環境を切り拓く重要な一歩です。修正を経て、より強固な公益性のもとに再始動いたします。

引き続き、古賀選手の挑戦、そして「マイナースポーツを地域で支える」という革新的なモデルの実現に向け、皆様の変わらぬご賛同、ご支援を心よりお願い申し上げます。